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執筆者の写真橋元雄二

「他人の生活をうらやむな自分の持分に安堵せよ」




医者の原田正貞と言う者があった。良寛にこう相談したと言う。「私はまとまったお金がほしい。どうしたらお金が儲かるだろうか?」良寛はこう答え多「自分の仕事に精通して,邁進し、他人がどうした、こうしたと手元を見ないようにしなくてはいけない」※良寛禅師奇話第四十六段の中より

収入があるなしの差は、生活態度に如実に反映する。金があれば派手になる。ブランド物をこれ見よがしに身につけ、歩けるとこまでも、やたらとタクシーに乗っていく癖がつき贅沢になる知らず知らずのうちに、もうそれなしでは暮らせなくなってしまう。」と戒めたそうである「自分の仕事に精通し勉強することが金儲けを考えるよりも自分の普段の生活態度から変えることのほうがだいじであると話した。

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