良寛が60歳過ぎた当たりからは体力も若い頃のような脚力もなくなり、遠くへ出かける時には旅行用荷物入れの携帯行李を持ち歩き、その中に小判で三十両をいつも、忍ばせていたそうである。旅先で客死した時の為に、葬式費用や墓石代費用をを備えていたそうである。その逸話の中で「ある庄屋の主人に「昔、わしは、あなたの家に荷物を下して休んだことがあるが憶えておられるか」と言った。庄屋の主人はなんの事を言ってるか意味が分からず,帰って家の中を探した。すると一つの行李(旅行用の荷物入れ)を見つけた。中を見ると、三十両の小判を見つけたそうである。
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