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執筆者の写真橋元雄二

『あしびきの 山田の案山子 汝さへも 穂拾ふ鳥を守るてふものを』

更新日:12月18日

 




『あしびきの 山田の案山子 汝さへも 穂拾ふ鳥を守るてふものを』 良寛   


意味:狭い山間(やまあい)の田の案山子よ、お前までも穂をついばむ鳥から稲を守るというのに

     私は人々の役に立つ事が出来ないで情けないことだなあ。「良寛は農作業で働く人を尊敬していた」自分は働きもせず毎日を過ごしているのに案山子ですら鳥を追い払い仕事をしているのに私は何も出来ていないと 嘆いて、詠んだ句である。





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