「勿体ない」とは、日本語の「もつたいない」でノーベル平和賞を受賞した環境
保護活動家の故ワンガリー・マータイさんが提唱しました。物ををすぐに捨ててしま
うのではなく、大切に使おう」という意識の「もったいない運動」を世界中に提唱し
ました。このもったいない」という語源は、元々は仏教にあります。仏教の勿体とい
う言葉から生まれたのです。勿体とは、「その物が本来持つている価値」という意味
です。勿体ない」とはその物が持っている価値を「ない」ものにしてしまうと意味を
表しています。簡単に言えば「その物が使えるうちは、むやみに捨てたりせずに大切
に使いなさい」と教えを説いるのです。そして「物を大切に使う心を持つことが、自
分の人生を大切にする心につながる」という考え方は生活の心得として覚えておくと
いいと思います。イチローも大谷翔平もグローブ・バットをいつも手入れし大切に使
っています。その大事に使う姿勢が彼らの野球に対する成績にも反映しているのでは
ないでしょうか。大切に使う事は、どのような職業でも言えるのはないでしょうか。
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