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『団扇とてあまり丸きは』

  • 執筆者の写真: 橋元雄二
    橋元雄二
  • 6月3日
  • 読了時間: 1分


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良寛の親類で、いとこ同士の夫婦がいた。親しすぎるために、互いに慎むという事がなく、波風の絶える時がなかった。それを聞いた良寛は、ある時,団扇の両側を切り落として扇の形に真似て、表に「うちわとてあまり丸きは見良からず扇の角を少し加えて」という狂歌を書いて与えた。※うちわは”団扇”と”内輪”とをかける。と意味である

 
 
 

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