少年野球に例えて置き換えてみましょう。監督、コーチからバントのサインが出たとしましょう。その少年がバントを失敗した時に少年に「なんで失敗したんだ」と監督、コーチが子供を感情で怒ったのでは、子供は委縮して、叱られたことだけが心の中にずーっと残ったままになり、子供は野球を楽しく感じなくなってしまうかも知れません。監督やコーチは、そこで叱りたくなる気持ちをぐーっと抑え、「まあそう気を落とすな、大丈夫だから」とやさしい言葉でなぐさめることのできる監督、コーチは子供達からも信望を集められると思います。中には叱られて伸びるタイプの子供もいるかも知れませんが監督、コーチはチームの子供たちの性格もしっかり把握し、勝ち負けに拘るよりものびのびと全力で野球を楽しむチームにしていただきたいものです。
『子供達の心の中にはキラキラ光る宝石がある。この宝石は、人にあれこれ言われても見つからない。子供たちは、自分の宝石を、自分の中に、自分で見つけて、自分で自分らしく、その時、その場で、のびのび磨いている』 子供達を信じて暖かいまなざしで野球を好きになるように指導していただきい。 「ある方より指導者に感情的に叱られ子供が野球部を辞めましたと。」いう残念な投稿を頂きました指導者は子供の手本であるにもかかわらず子供目線で話そうとしない指導者がおられるのは非常に残念なことだと思います。
(怒りは、他人に害を与えるばかりで、決して、他人を善導しない。):良寛:
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