『席順にはこだわらない』橋元雄二11月21日読了時間: 1分 ある家に客があった。そこへちょうど良寛が尋ねて来たので、家人が、「良寛様も良ければ一緒にご相伴下さい」と言われ良寛はそのまま座敷に通り、一番上座の正客の席に付いた。これには、家人も困ってしまったという。 良寛はもともと人間には、身分の違いなどや上下関係などは一切なく膝をつき合わせてしまえば席順なんかどうでも良く身分で人を見ることを嫌いまったく気にしない人であった。
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