『新潟県村上市に眠る即身仏』
- 橋元雄二

- 12月1日
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仏海上人は1828年(文政11年)に村上市で生まれ、山形県の湯殿山で修行を重ねた。62年(文久2年)に即身仏になるための木食行を始め、64年(元治元年)からの3年間は山形県の湯殿山仙人沢に籠もって修行した。
一方、村上藩主の祈願寺として繁栄していた観音寺は、明治に入ると経済的基盤がなくなり没落。困った当時の住職が仏海上人に再建を懇願したところ、仏海上人は資金を集め庫裏を再建した。仏海上人は下山後、観音寺の住職となり、約30年にわたり村上市で布教活動や神社仏閣の再興、貧民救済に尽力したという。その後即身仏になる事を決意し観音寺の境内に自ら即身仏となりました。
1868年に日本では即身仏は禁止となりました。






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