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執筆者の写真橋元雄二

『良寛、部屋に閉じ込められる』

更新日:12月9日





渡部村に佐藤寅次という者がいた。良寛から墨跡を書いてもらう約束をしていたが、まだ果たせずにいた。ある日良寛が同家に托鉢に行った。すると寅次は、良寛を座敷に通し、筆や硯を用意し、四方の戸を閉め「約束の墨跡を書いてのもらわねば、ここから出しませぬ」と言われ良寛は『やむを得ず、』数枚の唐紙に書いて渡したという。(良寛は座敷から出してもらうために「やむを得ず」と書いて座敷からようやく出してもらえた。

        

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