良寛は煙草入れや、書いた草稿をすぐになくすことがよくあったそうである。
その書を手に入れた者は,大喜びで錦の軸に表装したそうである。良寛は頼まれても
書を書かない人だったので手に入れた者はそれは喜んだことであろう。また良寛は煙草
入れをすぐに亡くしてしまうので、近所のばあさんが良寛の首に長めの帯をかけて煙草入
れが落ちないようにしてあげたそうだ。良寛は落としたことを忘れ、よく引きずりながら歩いていることがあったそうだ。ある日道行く人から煙草を譲ってくれないだろうかとお願いされた時に良寛は「煙草は後からついてくる」と言ったそうだ。なんとも笑える。僧たる者は煙草を吸うのも生き物(魚なども)食べる事も良しとしなかったが良寛は全く気にせず平気で煙草は吸うは酒は飲み子供達に遊びついでに平気で酒を買いにいかせたりと型破りな僧であった。
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