前にも書いたことがあるのだが、良寛の書を欲しがる人が多くて良寛は頼まれても余程の事がないと書いてくれないので良寛の書が欲しい人は手を変え品を変えなんとかして書を手に入れようとした。そこである人が「良寛様なんでもいいのでお好きなもの書いてください」と頼んだところ、数十枚の紙に赤南蛮の絵を書いて「これがわしの一番の好きなものだ」と言って墨での書ではなく南蛮の絵を書いて渡したという。良寛は燕宿に庵を結んでいた有願という僧に絵も習っていたので非常に絵も上手でもあったので書を書かずに「なんでも良いいので書いてくれ」と頼まれたので書を書を書かずに、悪戯の意味で良寛が好きだった赤南蛮の絵を書いて渡したそうだ、良寛は辛南蛮味噌が一番の好物であったそうです。なんとも笑える話である。
『赤南蛮』
更新日:10月3日
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