「一人の時間に人生の滋味がひそむ」 良寛88の言葉の中より
- 橋元雄二
- 2020年4月15日
- 読了時間: 1分
更新日:2020年5月7日

現代のようにあわただしい時代には、一人になれる時間があまりありません。しかし、一人になれる時間を生活の中につくることは、とても大切だと思います。一人になる時間は、自分の人生を振り返る時間です。将来の事について考える時間です。最近会ってない友人のことを思いやる時間です。自然の美しさで心を癒す時間です。また、自分の好きなことに没頭する時間です。このような一人の時間をまったく持てずに生活していると、目の前のことに振り回されて、忙しく動き回っているだけで「自分はいったい何のために生きているんだろう」と、むなしい気持になってきます。そうなると、心が後ろ向きになって、生きていく意欲を失っていくでしょう。そのような状態にならないためにも、忙しい日々の中で、一人の時間をつくって、それを上手に活用していくように心がけるのがいいと思います。
私はそいうときには、一人で山に登ります、無心になってただ黙々と汗を掻きながら、登る、登る、その孤独感が好きなのです。一人になることで普段の生活のスイッチのON.OFFの切り替えが出来るからです。たまには一人の時間を楽しむことで、人としての奥深さを養われているように感じる気がする。
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