「自分の幸せは自分で決める」
- 橋元雄二
- 2021年1月18日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年3月3日

境野勝呉悟著:「良寛軽やかな生き方」より一部引用
「今の自分がイヤだ」という人たちへ「今の自分がイヤだ」「私は駄目人間です」いい有名大学を出て、いい会社にお勤めになっている人が、そういうのだ。別に名高い大学を出てない、あるいは、専門学校を卒業して、何とか就職にありついた人の方が、「何とか、夢がかないました」まあボチボチですが、何とか楽しくやっています」と明るい。いろいろ原因はある。ただ、一つ。「自分が嫌だ」と思っている大半の人がそのような気持になる原因はこうだ。大方の優秀な頭のいい子供ほど小学校の頃から「しっかりお勉強していい大学へ合格するのよ」と、親から言つけられる。なにがなんだか分からないのに「うん分かったよ」素直な子ほど親の目を通して、自分の理想の自分像をつくり出す。両親に褒められたい。みんなにも褒められたい。それは、まわりから褒められる自分像であって、自分のやりたいことではない。いい会社に、入る。上司に褒められたい「お客様にも褒められたい。同僚にもよく思われた、ほうが、いい。こんな気持で、自分の理想像をつくりあげていくうちに、自分がなりたい自分とは、結局「人に褒められたい自分」だったことに会社に勤めて5,6年経つて暫くすると気づく。人生の幸福についてもそうだ。社会が当たり前だとしている、「いい大学」、「いい就職」「競争に勝つこと」「働く事」が、実は、「自分が理想とした幸福」であっただろうか?幸福に対する人生感さえ、自分が望んだものでは、なかったからである。いい大学、いい就職は自分自身が本当に望んだものを見失ったからである。そこには自分の主義・主張がなく親の決めた人生のレールに乗ってきたからである。そこで、気づいても遅いのです。一番大事なことは「ただ自分が明確に将来どんな仕事をしたいのか?」「どんな仕事で社会に貢献したいのか?」と子供自身がしっかり目標だけは持つてさえいれば良いと思う。
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