「不快に思ったら相手にしない」
- 橋元雄二
- 2022年1月15日
- 読了時間: 2分
更新日:7月4日

仏教を解説した鎌倉時代の物語「山椒太夫」(厨子王と安寿の物語)は、こんなことを教えています。自分に嫌な事をしてきた相手を怨み、怒り、仕返しをしようとすることは、燃
える火の中にたきぎを放り込むようなものだ。怨み、怒りはさらに激しく燃え上がり、自
分の身をも焼き尽くしてしまうだろう。自分に不快な思いをさせた相手に慈悲の心で許し
てやれば、仏のように心安らかに生きていける」意地悪をしてきた相手を怨み、仕返し
をしたとします。そこで相手が気づいて、「申し訳ありません。もう二度としませんと謝
っても又同じことを繰り返してくる場合のほうが多いのです。そういう時は『相手と距離
を置く』ように心がける方法が一番ベストなやり方だと思います。相手を不快にさせても何のメリットもないということを肝に命じる事です。SNS上で相手を不快な思いをさせる行為は自分の信用さえ失うからです。ただネット上での誹謗中傷の書き込などが厳罰化されて誹謗中傷した人は信用を無くしてしまいます。また書きこんんだ内容が公然性:不特定や多数の者に認識されているもの事実摘示性 :具体的な事実を摘示しているもの:名誉毀損性:人の社会的評価を低下させるもの
上記の書かれている内容が真実か否かで判断されるケースが多いので名誉棄損で罰せられる確率が高くなります。相手を不快な思いをさせてもなんの得にもならないことを肝に命じておいてください。
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