『和気あいあい』
- 橋元雄二
- 2022年2月7日
- 読了時間: 1分

良寛は、農民達と仲良く和気あいあいと過ごす時間が好きでした。どちらが上でどちらか下かといった身分には一切こだわらず、どのような相手でも対等に付き合っていました。そんな良寛が嫌ったのは役人の世界だったようです。武士の世界は厳格な身分社会でした。当然のことながら、目上の人にはこびへつらい、心にもないお世辞を言う雰囲気がありました。そのようなウソっぽさを良寛は嫌っていたのです。現代でも、会社などは上下関係ががあります。こびへつらったり、お世辞を言えたりしなければ、出世や人間関係にもさしさわります。そのような雰囲気にストレスを感じている人も多いかもしれません。そんな人は、会社以外での家族や友人との和気あいあいとした付き合いを大切にしていくのがいいのではないでしょうか。会社でたまったストレス解消にも役立ちます。
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