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『注釈書は読まない』

  • 執筆者の写真: 橋元雄二
    橋元雄二
  • 2 日前
  • 読了時間: 1分





良寛は論語を愛読していたそうであるある日、論語の中で、意味がはっきりしないものがあり、友人の鈴木文台に質問した。すると文台は、「それならば、注釈書に出ております。良寛様はまだ読んでおられませんか」と言った。それに対して良寛は、「わしは平生から注釈は読まないことにしている。読めばそれに惑わされ,到って疑いを増すことになる」と言われたそうである良寛は常に注釈は読まずに自分なりに解釈して意味を理解するようにしていたらしい。 鈴木文台は十九の時に江戸に出て留学三年にして帰郷。のちに長善館という学塾を開いた越後の漢学者である。

 
 
 

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