『良寛のお布施』橋元雄二11月1日読了時間: 1分良寛は托鉢をする時、一軒の家を通り過ぎてしまうと、その後から通り過ぎた家の者が布施をしようとしても引き返さなかった。そこで村の人達は、予め時間を計っておいて、道にいる良寛を自分の家に連れて来て布施をした。そうすれば喜んで布施を受けた。しかし良寛は、道で貧しい人を見ると、鉢の中のお布施のお金はもちろん、自分の来ている着物も脱いで与え、後ろも振り返らずに行くのが常であったそうだ。
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