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正岡子規の親の子供に対する教育(徳育)について

  • 執筆者の写真: 橋元雄二
    橋元雄二
  • 2021年8月1日
  • 読了時間: 1分




子規は子供が悪いことをしたら、しっかり叱らなければならないが子供を親が叩いたり、必要以上に叱ることは、子供の性格を歪めかねないと言うのである.「教へ諭して、以後を注意すれば、それだけで足りる」と述べている。ただ感情に任せて力づくで叱って押入れに押し込んだりするような躾は誤った躾であると。そういう風に育てられた子供は「残忍酷薄の人」を生み出すことにしかならないのである.要は、叱り方の問題であり、あくまでも「教へ諭」さなければならないのである。猫かわいがりも、子供を駄目にするが、力づくの教育も,よい結果をもたらさないと言うのである。親の子供への躾のあり方や、今日の低学年の教育の携わる教師にとっても、きわめて有効な教育論のように思える。クラブ活動でも暴力での行き過ぎた行為がしばしば問題になっているが子規が述べた言葉は、解決への示唆を与えてくれているようにも思える。


 
 
 

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