自惚れぼれは愚かさの証明』
- 橋元雄二
- 2023年11月9日
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更新日:9 時間前

少しばかり賢いことでうぬぼれ、他人に迷惑をかけ、反省せず、注意に耳を傾けない人がいます。古代ギリシャの格言に、「うぬぼれとは、自分以外の軽蔑を表す」という者があります。例えば、「自分は賢い」とうぬぼれている人は、他人の意見を軽蔑し、尊重しません。そして平気でバカにするようなことを言います相手が意見を否定されてたことで傷ついているとしても「悪い事をした」と反省することもありません。第三者から「もっと他人の意見を聞いて参考にするべきだ」と注意されてもそんな注意に耳を傾けようとしないのです。良寛が冒頭の言葉で述べているのも、そんな「うぬぼれの強い人」の態度だと思います。しかし、本当の意味で「賢い人」は、他人の意見を軽蔑したりはしません。「他人の意見によって、今まで気づかなかった事を気塚させてもらえるかもしれない」ということをよく知っているので、真剣に他人の言葉に耳を傾けます。また自分が間違ったことをした時には、素直に反省し、人から受けるアドバイスも参考にすることが出来ます.言い換えれば、他人を軽蔑し、反省もしせず、人の言うことにも耳を傾けない人というのは、「私は賢い」とうぬぼれているれていだけの人にすぎません。ほんとは『愚かな人』なんです。良寛言いたかったことも、そういう意味だと思います。古代ギリシャの歴史家、ヘロドトスは、『愚かな者ほど、うぬぼれる」という言葉を残しています。某国の大統領さんに向けられているように感じるのは私だけだろうか?
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