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良寛の揮毫

  • 執筆者の写真: 橋元雄二
    橋元雄二
  • 2021年3月3日
  • 読了時間: 1分

良寛はめったに揮毫する事はなかったと前にも書いたと思う。それでも良寛がお布施等で寄ると、家に上げられ監禁状態で無理やり書かされることもあったという。それだけ良寛の書は貴重品であったのです三条の成田屋は日頃から良寛と親しかった。そこの主人から「一生の宝とするものを書いてもらいたい」と願った、仕方なく良寛は全紙にひらがなの(し)の字を書いて与えた。主人は合点がのゆかない顔をしていた。そこで良寛は(し)は死ぬことだ。人は死ぬことさえ忘れなければ、大した過ちもなかろう」と言って帰って行ったそうです。良寛らしい逸話ですね

 
 
 

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