「平等に接すると恨まれにくい」
- 橋元雄二
- 2020年3月7日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年12月26日

私が前に会社勤めをしている時の話である。会社は製造部、販売部と分かれており、製造部は女性が7割、物品販売と営業の男性が3割ほどの会社であった。私は会社の組合にも席を置いていた時期があり、会社の社員旅行や夏の慰労会や忘年会などの幹事をさせられた経験がある。幹事になれば当然宴会などもある。そこでの苦い経験がある。当然幹事は場を盛り上げなければいけない。社員の割合が男性2割、女性8割の150人ほどの大所帯の宴会の席でした、年齢的にも独身の多い職場であった。そのときでの失敗談である。私も当時は独身、女性陣もほとんど独身が多かった。当然幹事なので順番にお酌をして回るのだが、男性陣はねぎらいの言葉とバカ話で楽しく過ごし、飲み会が始まればおのずと勝手に飲んでくれ楽しく過ごしてくれていた。女性にもお酌やジュースでねぎらって回って行くのだが問題は翌日にあった。女性陣の噂話である。私は、さほど時間に関係なくお酌をして回っていたつもりなのだが、それが悪かったようだ、「幹事{私)は綺麗な女の子と話している時は話してる時間が長かった。」など別に気にするほど長くいただけではなく、話のきりが良いところで席を立っていたつもりだったが女性は違うのである「あの子の席にはずーっと幹事は話し込んでいた、私の席に来たときはすぐにあまり話をせずにすぐ席を立って行った」と要は嫉妬のような話ばかりで気持が滅入ったことがあった。それからは女性陣にはお酌の時間と話をする時間を腕時計を気にしながら平等に時間を決めて回るようにした。女性には特に気を使う必要があると勉強させられた苦い経験である。良寛は「それが人間関係のトラブルに巻き込まれずに、心安らかに暮らしていけるための心得だ」と言いたかったのではないでしょうか相手を見て態度を変える人は、とかく人間関係のトラブルに巻き込まれて苦労するものです。それからはこの良寛の言葉を頭に入れて行動するようにしているのでおかげでトラブルもなくなんとか過ごせているようです。これから、社会に飛び出す男性陣へ送る「女性には平等に優しく接することです。」私からの教訓です。
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