『無心になる」
- 橋元雄二
- 3月23日
- 読了時間: 1分

良寛は、生涯に多くの和歌や漢詩を残しました。そこで良寛は言ってます。「私は気分が乗ってきた時に和歌や漢詩を書きます。それを世間の人は、いい出来だとほめてくれます。」それは、良寛は「歌人として名を上げたい」とか、「誰かに褒めてもらいたい」、あるいは
「教養人に思われたい」といった虚栄心からではありません。ここで良寛が言いたかつた
事は「下手な下心を持たず、無心となって和歌や漢詩をつくるほうが、いいものができる」
ビジネスマンもそうです。「出世したい」とか「上司に褒められたい」といつた下手な野心を抱いて働くよりも、「やってみたい」「働くことが面白い」人の役に立ちたい」と、無心に
働く方が、いい結果出るのではないでしょうか。
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