『良寛・出羽の旅』
- 橋元雄二
- 2023年10月31日
- 読了時間: 1分
更新日:2024年6月9日

良寛が(栄蔵)の時に出雲崎から通っていた大森子陽塾の師であった出羽の鶴岡にある墓を弔い帰る時に米沢を過ぎたあたりの時『大意』鳥がいく群れも,鳴きながら南の空に飛んでいく。見渡せば、秋の寂しく広々とした感じは、悲鳴に耐えがたいものがある。風雨の過ぎ去つた山々は、木の葉が落ちつくして、寂しい村里を夕陽がてらしている。師である若かりし頃の大森子陽、師を思い出して良寛のまわりの人たちが次々に亡くなっていく寂しい気持ちを詠んだのだろう。
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