6月初旬の飯豊連峰単独縦走
- 橋元雄二
- 2023年4月25日
- 読了時間: 32分
更新日:1 日前
私が登山を始めたのは,山岳小説の頂点とも言われる日露戦争直後、北アルプス立山連峰
の劔岳山頂に、国から三角点埋設の命を受けた測量官・柴崎芳太郎達の困難を極めた記
録を描く新田次郎の劔岳「点の記」を学生の頃に読んだ事が,私が登山することのきっかけであったと思う日本地図を完成させるために、命がけで未踏の劔岳(つるぎだけ)山頂
に三角点埋設を目指した測量士のお話です。また同じく初登頂を目指す日本山岳会との競
い合いも見ものです。話の内容は実話に基づいたもので,今でこそ、劔岳にはちゃんと登るルートが有りますが当時は登山道を探すだけでも、どれだけ大変なことだったのかを知る
ことができます。登山ルートだけではなく、三角点埋設作業で計測し正確な日本地図もこうやって作られたのだと知ることが出来ます。読んでいると、どんどんと文章の中に引き込まれていく、人が登った事のないまだ未踏だったはずの劔岳山頂に?

続きはぜひ、新田次郎の「劔岳「点の記」をお読みになって下さい。

6月初旬の飯豊連峰縦走記録者 ハシモトユウジ
下記地図で私の登ったコースで訂正箇所があります私は飯豊山荘から以前丸森尾根コース登ったことがあったので今回は丸森コースではなく梶川峰を通過し、扇ノ地紙に登る梶川尾根コースを選択致しました、後半の御西小屋から飯豊山経由で下山コースで地蔵岳⑨から大日杉小屋の➉に下山のコース予定でしたが御坪から地蔵岳の中間に三国岳小屋に熊が小屋に食料があることを学習しているので壁が壊されて、小屋内部も食料がないか熊が漁った形跡があり、宿泊出来る状態ではなく、山小屋の回りには熊の足跡がたくさんあったので地蔵岳経由で大日杉小屋に下山するつもりでいたのですが熊との遭遇の危険があると思い地蔵岳より大日杉小屋への登山口を取りやめ、三国岳小屋から急遽、川入口登山口に下山するコースを選ぶ事にしましたが飯豊山山頂に登るにはどこから登っても余程の登山経験や体力脚力が備わっていないと難しいですし危険な箇所も多いので甘く見てると、大変厳しい山です。

飯豊連峰の登山地図はご自分で必ずお買い求めになり地図上でコンパスを当て、自分の現在の位置やこれから向かう方向が分かるくらいに扱えれば道迷い,遭難することはまずないと思います。(登山用コンパスの使い方はネットで検索すれば使い方も載つてます。私はいつも山登りは必ず一人で登る主義で、複数のグループの人達の体調や疲労を見分ける技量もないので、一人での自分のペースに合わせて登るほうが好きなので、私は登山する時は、いつもコンパスと登山地形地図は(1/25000の縮小率のもの)いつも必ず登山リュックのポケットにいつでも取り出せるよう入れてます。)GPS機能の位置情報を表示するものもありますが価格も高いですし壊れたら何の役にも立たないので私は価格的に安い地図用コンパスで充分です自分で現在地や目的地の方向を操作確認できるので、登山する時は必ず登山地図が濡れないように防水用のビニールパックにコンパスを入れて置きます。私の縦走コースはあくまで参考ですので自己責任で安全に登ってください。上級者向けの山塊ですので登山が初心者の方にはお勧め出来ない山です。必ず以前に飯豊連峰に登った方または縦走された方やガイド出来る人か登山経験のあるベテランの方と登る事をお勧めします。
私は、6月初旬の天気予報も5日間は、晴れが続き天気が崩れる事はない事を確認してから登山開始日を決定しました。私は、友人の車で送ってもらうことができ山形県側小国町経由で飯豊山荘前に到着.飯豊山荘前からは、丸森尾根コース・梶川尾根コース・石転び沢雪渓コースの三つの登山口があります、石転び沢雪渓が2017年の7月に石転び沢雪渓は斜度44度の急斜面で土砂崩れが起こりほとんど残雪も消えて無くなったので当面は下の写真のようにひどい状況になった、これも地球温暖化が飯豊連峰にも忍びよっているんだと思う。石転び沢雪渓からのコースからのコースは瓦礫で危険なので当面はこのコースは利用出来ないと思う,北アルプスの白馬雪渓は調査で雪渓でなく氷河という事が調査で分かり近年の気温の上昇で年間数センチほどずれて移動してるそうである。おそらく日本の雪渓と呼べるものはいずれ気温の温暖化でいずれ溶けてしまうのではないかと危惧してる。下記の石転び雪渓のよに土砂崩れで消えてしまう恐れがあります。
(崩落後の石転び沢雪渓)

上記の石転び沢雪渓は2017年7月にご覧のように雪渓が崩落しました。危険な状況なので、私は以前の石転び沢雪渓は最大斜度44度の雪渓で急こう配なのアイゼン付けていてもバランスを崩すと滑落の危険があるのでかなりの登山技術ないと難しいコースなので、私は石転び沢雪渓を回避し急こう配ではあるが、梶川尾根コースから登ることを選択しました。梶川尾根コースは痩せ尾根から始まり、まるで木にしがみついてるセミのような格好で登り始める、途中から長年の雨水でえぐられた登山道には木の根しかなく手で掴んで、不安定な足場を確保しながら登るしかない状態がしばらく続くそれが終わったかと思えば、ものすごい急勾配の登山道をとにかく登り続ける延々と続く急登をしばらく喘ぎながら登り、心が折れそうになるほどのきつい傾斜が続き途中、標高・950m前後の所に水場の標識が立っているがここから50m下りないと水を確保出来ないので50m下って水飲む元気もないほど疲れ切っていたので、私は水は飲まずにもう少し登ると扇ノ地紙に雪渓があったはずなのでそこで残雪を掘って口に放り込んで水分補給しようと思った。とにかく梶川尾根コースの水場と書いている標識の近くで日陰を探して暫く休憩していた。本当にここで諦めて下山しようかと思うほどきつい急坂の登山道でしたがもうここまでの登って来たのでもう少し頑張って登る事にした、梶川尾根コースも途中の滝見場から石転び沢雪渓が見えるのだが.2021年の7月に土砂崩れが発生しており、写真ように本当に酷い状態になっていた。この場所は傾斜44度もあることもありこれだけの傾斜ではアイゼンを履いていても転ぶと下まで滑落するような危険な場所です。殆ど雪渓も溶けだし、残雪は土砂が被っていた。水場の標識まわりの景色を見てみると、山の6月頃はちょうど新芽の葉の若葉も谷からの風でさわさわと揺らいでいる光景を見ていると子規の「故郷やどちらを見ても山笑う」の句を思い出す。飯豊連峰はどこの登山口から登ってもいきなりの急勾配の登りから始まるので今まで登った山の中でも、もっとも苦しい登山道でした。いつもなんでこんな苦しい思いして山に登るんだろうといつも思うのだが頂上に行けば素晴らしい景色が見れるから登るんだと自分に言い聞かせる。もう少しで急勾配も終わるだろうと休みを繰り返しながら扇ノ地紙まで何とか登り続けたここに残雪が残っていたので綺麗な雪を掘って口に放り込んで水分補給することが出来た、急こう配の登山道でしたので膝に伸縮性の薄手サポーターを当てておいて正解だった。出来るだけリュックの重さを最低限にしても簡易ガスコンロやビール500m缶を2本(6月初旬の山小屋は山開き前で管理人もおらず飲料関係などは販売していません。但し、寝袋持参であれば山小屋での寝泊りだけは出来ます。簡易ガスコンロで外でお湯を沸かしてレトルトの食品などで料理してください。アイゼンなどを登山用リュックに詰め込むと、どうしても20kgほどの重量になってしまう。重くなるのならビールを飲まなきゃいいのにと思われるかも知れませんがこれだけは山小屋で4飲むための楽しみなので譲れないです。私はこの他にこつそりミニボトルに入れたバーボンのウイスキーも持つて来た。今はもうこの世にいない亡くなった友人四人分のウイスキーを用意し御西岳小屋の頂上付近で綺麗な星空を見ながら亡くなった友人を思い出しながらバーボンウイスキーを飲む彼らはこの世にはいなく星になってしまったが飯豊連峰の御西小屋付近でいつも私はこの山に登ると彼らの分のウイスキーを用意して、登山リュックに入れて必ず持つてきて残雪をアルミコップに詰め込み水割りを作って彼らの事を思い出しながら星空を見ながらいつも御西小屋付近のこの場所でいつもバーボンウイスキーを飲む飯豊連峰を登るのに「テント持参となるとランタンなども必要になるので30kgもの重さのリュックになってしまうために、計画は山小屋泊まりの縦走コースの計画にしました。前年は登山中に膝を痛めた経験があるので、もちろん今回は準備万端の体制で登り始めた比較的距離の短い梶川尾根からの登山コースを私は選択しました。皆さんには、(黒点線の梶川尾根より赤線で示してある,丸森尾根の登山コースをお勧めするか、福島県側の川入り口から三国岳経由で剣が峰から飯豊山に登るコースお勧めします。私は飯豊山荘前からの梶川尾根を登り始めてしばらくして、突然,天然記念物の日本モシカが目の前に表れびっくりした。

カメラも取り出せないほど素早い動きで撮影できなかったので著作権フリーの日本カモシカの写真を使わせて頂きました。
長野県の温泉地で一度見かけた事があるが、飯豊連峰では私は初めて見た。天然記念物の日本カモシカ北海道と中国地方を除いた本州・四国九州の山地丘陵地帯に生息し、指定年月日天然記念物指定:昭和9年(1934年)5月1日(史跡名勝天然記念物法)特別天然記念物指定:昭和30年(1955年)2月15日(文化財保護法)○保護の歴史:日本固有の種として、ウシ科カモシカ属に分類される偶蹄類昭和9年に天然記念物の指定を受けましたが、戦後の密猟等によって個体数が3000頭まで 減少したと言われ、昭和30年に特別天然記念物に指定されました。昔はマタギの間ではアオジシと呼ばれて食用として狩猟されており頭数が本州地区では3000頭まで 激減したが現在は7万頭以上は増えたと言われ、頭数も多くなったので見かける事も増えてきました、急坂を軽々と日本カモシカの登る脚力が人間にもあれば登りも楽くになるのにと思う(笑)突然の事でカメラをかまえる暇もなく消え去ってしまったのでどちらも急こう配の登山道なので覚悟して登りましょう。飯豊連峰はどこから登っても、いきなりの急こう配から始まるので,いつも後悔する。途中に水飲み場もあるのですが50mほど下らないといけないので,急こう配の登山道から石転び沢雪渓が見えた皆さんは水筒を用意して登りましょう。わたしはここまでの登りで疲れ暫く私は山形県から新潟県そして福島県の三県を跨ぐコースにしました。飯豊連峰の登山地図をご自分で必ずお買い求めいただき必ずコースを覚えておきましょう。日本カモシカは「カメラを取り出す暇もなく消え去ってしまったので写真は著作権フリーの写真を使わせて頂きました。
ここから反対側の倉手山の残雪当たりを見ると小さな黒いものが動いてい親子の熊が餌を探して移動して動いていました。昔から飯豊連峰一帯の小玉川集落はまたぎの里でも有名な場所でもあり、室町時代から熊の胆のうは漢方薬として中国から伝わり熊の胆として万能な胃腸薬として日本に普及した、当時は熊の胆は乾燥した熊の胆と重さと金の重さが同じ重さで売買されていたそうで、相当貴重な薬であったようです。ただ最近狩猟者も老齢化してきている事も熊の増加に拍車をかけているように思う。途中、天然記念物の日本カモシカが突然現れて軽かに急勾配の坂を軽々と登って行ったりした。私がもっとも苦手な蛇がとぐろを巻いてるところに遭遇したりと、自然がまだ手つかずの山だと実感するのだが地球温暖化のせいでもあるのだろうが、ここ十数年で登山道にあった池塘などが枯れたり雪渓の雪の量も少なくなってきているのも実感します。最近山に登る方で短パンや半そで登られる方
もいますが、私は、厚手のハイソックスにニッカズボンで登るので、肌の露出は避けた方がよろしいです。夏山シーズンは暑いかも知れませんが1500m以下の標高にはまむしなども気温が上がってくると木の根元は涼しいのでまむしなどが休んでいることも多いので噛まれれば命の危険もあります。8月は特に子をお腹に抱えているメスのまむしは気性が荒いので充分注意が必要です。まむしは卵胎生で、お腹の中でふ化して子まむしのままで産みます、まむしは、お尻にある総排泄腔と呼ばれる部分から産まれる卵で孵化ではなくまむしそのものの、小さいままの姿で生まれてきます。充分気をつけて休息位置も選んでください。特徴は明るい迷彩色柄がまむしです父は時々山菜取りに出かけたりすると、平気でまむしを捕まえてきては、まむし焼酎を作り知人に配っている、父は下戸で飲めないくせに一升瓶の中の酎に浸っているまむしでさえ怖いのにそれを私に飲んでみろ父が言うが遠慮させてもらった。どうしても、理科の教室にあった教材用のホルマリン漬を想像してしまう。自然が残されている飯豊連峰なんだと思う記事の地図の時間割は私の体力より若干余裕をもつた時間で記入されているようなので複数人で登るのなら(飯豊連峰登山経験がありガイドがきる方)と余裕のある縦走計画を組んでください。登山される前に必ず(熊除け鈴と)※(最近は熊除け鈴より、携帯ラジオや人の声のほうが嫌がるようです。)熊撃退スプレーは専用のバックルに収納してすぐに噴射出来るようにして下さい。梶川尾根登山口か丸森尾根登山口から登っても最終的に扇ノ地紙に合流します⇒門内小屋⇒門内岳で(カメラのリモート機能で自撮りしてから)⇒北股岳に無事登頂出来ました、ここから霞んでいましたが福島県の磐梯山を見る事ができました。
北股岳 (標高) 2025mです。)白い部分は残雪です。

北股岳⇒(地図上では門内小屋が(1泊目)になつてますが私は思ったより距離を稼げたので早めに写真の北股岳を登頂し、北股岳直下の梅皮小屋を(写真左下の(かいらぎごや1泊目としました。)この山小屋は、今はグレー色の建物になってます。
翌朝は早めに梅花皮小屋を出発したが、梶川尾根と北股岳までのキツイ登りの足の疲れは残っていたが、なんとか、急坂の烏帽岳に登りきることが出き烏帽子岳に登り切ったところで.ちょうど朝陽が登って来た。Sunshine On My Shouldersの曲を思い出す。

烏帽子岳頂上から御手洗池に向かって歩き始めたしばらくして御手洗池に到着ここでチューブ入りの練乳を取り出し綺麗な残雪をアルミカップに詰め込んでかき氷タイムチューブ入りの練乳は山に登る時は必ず持っていく雨などで山小屋に閉じ込められた時に練乳をホットミルクにして飲むこともできるので重宝する。⇒天狗の庭は(池塘が枯れて補修工事中でしたのでもう登山地図には表記されていないかも知れません。)ひょうたんみたいな形の池の天狗の庭から緩やかな稜線沿いを高山植物を見ながら約三時間程かけてゆっくり歩いて。⇒御西岳小屋到着⇒(2泊目)


途中快晴で歩いて来た尾根の気温も上がり汗をかいたので着替えて夕食の準備にかかる今日は私の好きなMちゃんの塩ラーメン二食分を入れて食べた。汗をかいたのとお腹がペコペコでMちゃんの塩ラーメンは最高に旨かった。夜空の天の川や星が標高2000mの高さから見ると物凄く綺麗な星空を見る事ができる。食後はアルミカップに入れてきたバーボンウイスキーをコップに残雪を入れ冷やして水割り作り飲みながら,綺麗な星空を眺めたいが為にこの山に登っているのかも知れないと思う時がある。私が30歳ころから40歳くらいの間に友人を四人を続けざまに亡くした。病気で二人を他の二人は自ら死を選んだ、きつとこの星空の中にも友人達もいるんだろうと思うようにしてる。夜空には夏の大三角形のデネブ・ベガ・アルタイルの星が輝いている。私は友人の分まで生き抜こう思う。いつか私が天国に逝った時に友人達に『お前もずいぶん老けたな~と』言って私の顔を覚えてくれているか分からないが。いつかきっと会えるだろうと思っている。聞きたい事もたくさんあるので彼らと天国でもし会えたら話を聞くことにしよう。もし、今悩んでいる方がおられたら電話0120-279-338へ相談されてください。生きていればいつか報われることもあると信じて生きてほしい。標高2000mの夜はさすがに寒くなって来たので御西小屋に入り寝袋に潜り込む、ここでも私一人だけで山小屋には誰もいない。翌日の朝に登山リユックを小屋に置いて御西岳小屋を出て空荷で(アイゼン・ピッケル・非常食だけ持って)飯豊連峰最高峰の大日岳の登頂に望むが残雪が前日の気温上昇でアイゼンを履いていても固定出来ず残雪ごと滑り落ちる危険があり、登頂は断念した。絶対に山で無理をしてはいけません無事に自宅に戻る事を優先してくださいね、山は逃げませんからまた登ればいいだけです.
私が登った6月初旬の飯豊連峰御西岳小屋から見た飯豊連峰の最高峰の大日岳(標高2128m)はまだ雪で覆われていました。大日岳の麓まできて大日岳に登頂しようとしたがアイゼンの刃が前日の気温上昇で残雪が緩んで固定出来ず残雪が崩れる危険を感じたので登頂を断念しました、登ってるのは私一人だけで残雪ごと崩れてしまえば残雪に閉じ込められて夏まで分からず、友人の所に下記写真は8月に撮影した時の御西岳小屋の回りは天空のお花畑と呼ばれています、ニッコウキスゲの黄色の花や北アルプスのミヤマリンドウの変種で絶滅危惧種Ⅱ種に分類されていて飯豊山一帯だけに見られるイイデリンドウの紫色の花びらが咲いておりここに霧がかかると天国はこんな所かも知れないと思える程の幻想的な『天空のお花畑の風景』を見る事が出来ます。登って来られた人だけ見られる絶景です。

上記写真の中央の山が御西小屋から見た飯豊連峰最高峰大日岳です。(2128m)
飯豊連峰最高峰大日岳の登頂を断念し御西小屋に戻り(登山リュックを回収)→駒形山→飯豊山頂上から下山を開始したが切合小屋から、福島県側の種時山け経由で→三国小屋(3泊目予定×)→地蔵岳から大日杉小屋登山口までの縦走は3泊4日の計画だったのですが、7月第一週の土曜日、日曜日の山開き前は標高約1800m以下の山小屋は当時木造で作られており、どこも熊も山小屋の中に食料があることを学習して知っているので山小屋の外壁を熊が破壊し小屋の中に入り食べられるものを探して荒らされています。仕方なく2泊3日の縦走スケジュールになってしまいましたが地図のコースに近い地蔵岳手前の三国岳から川入口に降りるコースから何とか下山が出来ました。熊の生息域の飯豊連峰にある、 7月初旬の飯豊連峰の山開き前の山小屋は当時木造りで内部や外側の壁が熊の爪で壁には穴が開いており山小屋の周りは熊の足跡だらけ、縦走の疲れと大日岳の登りの疲れもあったので三国岳小屋に泊まって疲れを癒してから下山するつもりだったのだが、外壁の壊れた穴から熊に突然小屋に入られたら逃げ場もない。山小屋に食べ物があることを熊は学習しているので私が小屋で休息中に山小屋に入らる恐れがあるので、仕方下山するしかなかった。私も大日岳の疲労と縦走でフラフラの状態でやっとの思いで無事怪我なく下山が出来たのは運が良かったと思う。現在は、飯豊連峰の熊の生息域にある山小屋は頑丈に熊の爪でもびくともしないように鉄板で囲われて熊の生息域の山小屋も造られていますので安心して、山開き前までには宿泊できるようになりました。⇒駒形山⇒飯豊本山より下山開始⇒切合小屋⇒種蒔山分れ⇒ 三国岳小屋⇒から川入口へまでの下山区間だけは熊との遭遇の危険があったので、休息する場所の回りには熊がいないことを確認してカロリーメイトを口に放り込んでまたすぐに歩き出す。どうもカロリーメイトの味は今でも美味しいとは思えない。飯豊山本山から福島県側の種時山⇒三国岳小屋(3泊目予定×)⇒地蔵岳から⇒大日杉小屋までの縦走の3泊4日の計画だったのですが、下山中に三国岳小屋で熊による予期せぬ事態が起きて、仕方なく2泊3日の強硬スケジュールになってしまいましたが地図のコース地蔵岳までは行かずに手前の三国岳小屋から何とか川入口登山口に下山することが出来ました。熊の生息域の飯豊連峰にある、7月初旬の飯豊連峰の山開き前の山小屋は私が登つた時は、木造りで内部や外側の壁が熊の爪で壁には穴が開いており山小屋の周りは熊の足跡だらけ、縦走の疲れと大日岳の登りの疲れもあったので三国岳小屋に泊まって疲れを癒してから下山するつもりだったのだが、外壁の壊れた穴から熊に突然山小屋に入られたら逃げ場もない。山小屋に食べ物があることを熊は学習しているので私が小屋で休息中山小屋に入られ襲われたらケガだけでは済まないので、三国岳小屋泊りを諦め仕方なく,下山するしかなかった。私も大日岳の疲労と縦走疲れでフラフラの状態との遭遇もなくやっとの思いで無事に怪我なく下山が出来たのは運が良かったと思う。現在は、飯豊連峰の熊の生息域にある山小屋も今は木造の山小屋は頑丈に熊の爪でもびくともしないように鉄板で囲われて熊の生息域の山小屋も造られていますので安心して、山開き日前でもは宿泊できるようになりました。7月初旬の山開き後に山小屋には管理人が常駐していますので喜多方市役所に山小屋の宿泊状況や料金など食事の準備が出来るか確認してください。(掲載してる地図上では地蔵岳から大日杉小屋に下山する予定だったのですが、三国岳小屋から川入口登山口に降りる登山道があります。帰りはタクシーで磐越西線の山都駅まで行き(磐越西線で新潟駅到着)で飯豊連峰縦走距離約38Kmを2泊3日で走破出来ました。もうとにかく早く風呂に入りふかふかの布団で眠りたかった。縦走した後で思った事ですが、登るなら7月の梅雨明け後の山開き( 毎年7月の第1週の土曜日と日曜日に開催)の後、私の計画した地図上の縦走路より反対のコースから飯豊山に登る方がまだ楽かなと思いました。ただ途中の飯豊山頂上に行く剣が峰付近は鎖場がある危険な箇所なので充分注意が必要です。『TBS系のTVで深夜3時頃に真夏の飯豊山登山が放映されておりました。「『カメラマンが見せられた風景、天空の花畑、真夏の飯豊山』を良ければご覧ください。
登って思ったお勧めコースは、御沢野営場の駐車場に自家用車を止めて置きそこからしばらく歩き川入口登山口より三国岳経由で飯豊本山に登った方が良いと私は思った。磐越西線の山都駅からバスが御沢野営場の駐車場まで出てるがバスでは登山開始時間には遅いので気温の上がる時間に登山開始は避けたい、タクシーで相乗りで行ったほうが早い涼しい時間から登山開始した方が良い気温が上がると体力を消耗しやすいのでタクシーや自家用車で行くなら川入口卸沢野営場登山口に駐車場スペースにまだ暗いうちに車を置いてから⇒三国岳経由⇒飯豊山に登るコースの方が、飯豊山の山頂まで山小屋が充実しているので途中体力に合わせながら無理のないように飯豊山⇒駒形山⇒卸西小屋に宿泊が一番良いと思った。TBS系のテレビの『全部が雄大で別世界」可憐な高山植物が咲き誇る“天空の花畑” 標高2105mの飯豊山へ 新潟・山形・福島にまたがる日本百名山が放送されております。飯豊山頂上頂付近は7月~8月頃には北アルプスに咲いているミヤマリドウの変種で絶滅危惧種Ⅱ類に分類する飯豊山頂付近一帯でしか見られない貴重な高山植物のイイデリンドウの開花時期です。(下記写真)『滅危惧II類とはI類ほどではないものの絶滅の危険が増大しているもの示しています。』最近の急激な気球温暖化により絶滅危惧種がどんどん失われていくかも知れませんね。
飯豊連峰に登る登山口は色々あるので登山地図をよく見て山の情報を調べておきましょう。
下記の花は北アルプスのミヤマリンドウの変種とされており、花冠の副片が直立する点がミヤマリンドウと異なります。丈は5~12cmで、茎の基部が長く這い、茎先が立ち上がります。葉は小型の卵状長楕円形で、やや厚みがあります。7月から9月にかけて、青紫色の花を1~4個咲かせます。主に飯豊山地のやや乾燥した岩礫地の低木群落に生育し、飯豊山固有種の絶滅危惧種Ⅱ類に分類されているイイデリンドウの花です。

飯豊連峰の森林地帯には毒蛇のまむしもいます、とにかくまむしに嚙まれないよう長ズボン、できれば軍手などで身体を守ることを忘れずに気温が高くなると木の根元の涼しい場所にまむしが休んでいる事が多いので休息場所を良く確認して休息場所を選んでください。 8月のメスのまむしは卵を体内で育て、小さなまむしのままで生まれて来ます。この時期は、気が荒いので充分注意が必要です。
早朝早めから登山を始めて標高が高くなれば涼しくなりますから肌の露出は控えましょう。標高が高くなり涼しくなるまでの辛抱です。水分補給や塩飴でも舐めて小まめに水分をとって登りましょう。虫除けスプレー絆創膏なども持っていきましょう。登山中は色々な状況が起こりますから複数の方達と登ったほうが安全です。そう言っておきながら私は夏山は山小屋など人が多く混む場所が苦手なのと鼾の大合唱で寝不足になってしまうので、(耳栓は必ず持つて行った方が良い。)まだ登る人の少ない6月初旬頃に一人で登るようにしています。昔から私はちょっと変わった子供のようで小学生1年の頃は、教室からいつも抜け出し虫が大好きで校庭で一人ぼっちで虫と遊んでいる子供で両親も心配したらしいどうも他の子と遊ぶよりは一人の方が好きな子だったようだ。」6月初旬頃は熊も餌探で活発に動き回っていますので熊除け用鈴や携帯ラジオなどを鳴らしながらのほうが効果があるようです。熊撃退スプレーは必ずお持ちください。これもまたぎの人達も齢化により猟友会の会員が少なくなったのと暫くコロナ化による登山者が少なくなり、熊が増えている原因なのかも知れない。ぶなの実・どんぐりの実が凶作の年(特に2023年)は熊の餌不足で里山まで降りてきますので紅葉シーズンに山に登る登山者は気を緩めず熊に充分注意してください。11月12月は冬眠にけても熊も栄養補給に必死ですので
登山中に熊と突然、鉢合わせしたら熊撃退スプレーを使用してください。鼻先に向けてスプレーしてください。からし成分が入っているので風上側から噴射してください。風下ですと自分にかかってしまいますから、熊撃退スプレーは3~4Mの近距離で噴射してください。それでも向ってきたら地面にうつ伏せ状態にな顔とお腹を守り、首には、リュックなどがあれば、頭や首にのせて身を守る体制をとってください。人間の首にはたくさん大事な血管や神経が通っているのでカタオルかリユックで首を保護し、致命傷にならないようにしてください。決して熊から目を離さず背中を見せて走って逃げないないことが大事です。熊との5m位の距離がある場合は熊に最初は小さな声をかけて徐々に声を大きめにしていき立ち去るのを待つてください。熊が去るまで待ちます。この時期は、親子の熊が餌探しで活発に動きまわってますので充分注意しましょう。熊除け鈴は必ず身に付けて鳴らしながら行動しください。私が登山してる頃はまだ熊撃退スプレーなどはまだ一般的に普及しておりませんでしたので熊除け鈴と携帯ラジオが主流でしたがその後熊撃退スプレーは、登山者の必需品になりましたね。もし途中で小熊を見かけたらすぐにその場から離れましょう、近くに必ず親熊がいるはずです。特に親熊は子熊を守るためにこの時期は凶暴ですからすぐにその場からすみやかに離れましょう。人が木の上に逃げるのは熊も木登りが上手なのでとても危険です。熊がすぐ近くにいると強烈な匂いの獣臭がするので近くにいればすぐに分かります。私は縦走中に熊の獣臭を嗅ぐ事は一度もなかったが木に残した熊の爪の研ぎ跡はぶなの木にたくさん残ってました。
今は熊の爪にもびくともしない鉄板で囲われた山小屋にどこも造り 変えられています。

地図上では三国岳→地蔵岳→最終下山場所が大日杉小屋になってますが私は三国岳小屋の壁が熊の爪で破壊されていたことや小屋の回りは熊の足跡で一杯なのと三国岳小屋の熊による危険性を感じ仕方なく三国岳小屋から川入口にも降りる事にしました。飯豊連峰の登山地図を広げながら私の登山記録を読んでいただければ縦走路のースがよく分かると思います。初めての方は私が飯豊連峰を縦走した時の登山道を赤色で示したので体力・脚力に自信のある方は参考にして下さい。今回は、梶川尾根・丸森尾根登山口ともどちらから登っても(扇ノ地紙)に繋がります→北股岳→梅花皮小屋(1泊目)→烏帽子岳→稜線伝いを歩いて→御西岳小屋(2泊目)→大日岳→飯豊山までの縦走路を選択し飯豊山から福島県側の種時山→三国岳→川入口まで下山の計画コースにしました。地図上では三国岳→地蔵岳→下山した場所が大日杉小屋になってます。梶川尾根も、丸森尾根も登ったが両方とも急こう配ではあるが丸森尾根の方が登りやすいと思った、今回は山形県側の梶川尾根口から登り始め登山用リュック約20kgを担ぎ梶川尾根登山口 (飯豊温泉前)からまだ薄暗い早朝4時半頃から登山を開始※ご注意※梶川尾根登山口(飯豊山荘前)まで行く道路は途中から道幅が狭く落石など通れない事があります。登山口前まで通行期間(夏場の期間はOK)決められているので事前に山形県側の小国町役場に確認してください。福島県側から飯豊山に登る方は喜多方市役所観光協会様に山の状況や小屋の事を事前に確認しましょう。
2023年10月1日のNHKさわやか自然百景で 飯豊連峰 夏 』が放送されておりました。
天気予報も5日間は、晴れが続き天気が崩れる事はない事を確認して私は登山開始日を
決定しました。私は、友人に送ってもらうことができ山形県側の飯豊山荘前に到着.
米坂線は2022年の水害の為に小国駅まで当分、列車では行けませんので現在、代行バス
か自家用車での移動しかできません。飯豊山荘前からは、丸森尾根登山口・川尾根登山口・石転び沢雪渓コースの三つがあります、石転び沢雪渓は夏場の登山シーズンは名前の通り左右が尾根に囲まれているので夏のシーズンは落石が多く雪渓をスゴイ勢いで落石が転がってくる時があるため安全ヘルメットを被る必要があります。雪渓の所々に裂け目や見た目では分からない雪渓の下の沢の水の流れで出来た空洞が所々にあるので穴抜けで落ちてケガをしてしまうと、飯豊連峰の単独縦走が出来なくなる恐れがあるので、リスクの少ない、急こう配ではあるが、比較的距離的に短い梶川尾根からの登山コースを選択しましたが皆さんには、赤線で示してある。丸森尾根の登山コースをお勧めいたします。急こう配の登山道なので覚悟して登りましょう。飯豊連峰はどこから登っても、きなりの急こう配から始まります。尾根にはもう残雪もないので、山形県から新潟県そして福島県の三県を跨ぐコースにしました。飯豊連峰の登山地図をご自分でお買い求めいただき必ずコースをご自分の頭に
この記事の地図の時間割は私の体力より若干余裕をもつた時間で記入されているような
ので複数人で登るのなら(飯豊連峰登山経験がありガイドがきる方)と余裕のある縦走計画を組んでください。登山される前に必ず(熊除け鈴と)※(最近は熊除け鈴より、人の声の方が熊は嫌がるようです。)熊撃退スプレーは専用のバックルに収納してすぐに噴射出来るようにして下さい。梶川尾根登山口か丸森尾根登山口から登っても最終的に扇ノ地紙に合流します⇒門内小屋⇒北股岳⇒梅花皮小屋(1泊目)(地図上では門内小屋が1泊目になつてますが私は思ったより距離を稼げたので早めに北股岳を登頂し、梅皮小屋を一1泊目としました)⇒烏帽岳⇒御手洗池⇒天狗の庭は(池塘が枯れて補修工事中なので登山地図には表記されていないかも知れません。)⇒御西岳小屋(2日目)に登山リユックを置いて(アイゼン・ピッケル・非常食だけ持ち最高峰の大日岳登頂を試みるが、前日の気温上昇により残雪ごと滑落の危険を感じ断念)⇒御西小屋に戻り(登山リュックを回収)⇒駒形山⇒飯豊本山経由で下山開始⇒切合小屋⇒種蒔山分れ⇒ 三国岳小屋⇒地蔵岳⇒川入口卸沢の駐車場へ飯豊山から川入口までの下山区間だけは熊との遭遇の危険が合ったので寝不足の目を擦りながら軽い食事と休息する場所は見通しの良い岩場を探して周りに熊がいないことを確認してカロリーメイトを口に放り込んでまたすぐに歩き出す。(掲載してる地図上では大日杉小屋になってますが卸沢川入口に降りる登山口もあります。山都駅(磐越西線経由で新潟駅到着)で飯豊連峰縦走約40Kmを2泊3日で走破。縦走した後で思った事ですが、登るなら7月の梅雨明け後の山開き( 毎年7月の第1週の土曜日と日曜日に開催)の後、私の計画した縦走路の反対のコースから登る方が良いと思いまた。御沢野営場の駐車場に自家用車を止めて置きそこからしばらく歩き川入口登山口より三国岳経由で飯豊山に登った方が良いと私は思った。
NHKの夜中3時頃に「天空の花畑、真夏の飯豊山」が放映されています。興味があればご覧ください。
磐越西線の山都駅からバスが出てるがバスでは登山開始時間には遅すぎるので気温の上がる時間帯からの登山開始は避けたい、タクシーで相乗りで行ったほうが早い!自家用車で行くなら川入口卸沢野営場登山口に駐車場スペースに車を置いてから⇒三国岳経由⇒飯豊山に登るコースの方が、飯豊山の山頂まで山小屋が充実しているので途中体力に合わせながら無理のないように飯豊山⇒駒形山⇒卸西小屋に宿泊するコースが一番良いと思った。
⇒朳差岳⇒飯豊山⇒に向かうコースも良い。飯豊山頂上頂付近は7月~8月頃には北アルプスに咲いているミヤマリドウの変種で絶滅危惧種Ⅱ類に分類する飯豊山頂付近一帯でしか見られない貴重なイイデリンドウの高山植物開花時期です。下記写真)「滅危惧II類とはI類ほどではないものの絶滅の危険が増大しているもの示しています。』最近の急激な気球温暖化により絶滅危惧種がどんどん失われて行くかも知れませんね。
飯豊連峰に登る登山口は色々あるので登山地図をよく見て山の情報を調べておきましょう。
自然がまだ手つかずの山だと実感するのだが地球温暖化のせいでもあるのだろうが、ここ十数年で登山道にあった池塘などが枯れたり雪渓の雪の量も少なくなってきているのも実感します。最近山に登る方で短パンや半そで登られる方もいますが、私は、厚手のハイソックスにニッカズボンで登るので、肌の露出はできるだけ避けた方がよろしいです。夏山シーズンは暑いかも知れませんが1500m以下の森林帯にはまむしなども気温が上がってくると木の根元は涼しいのでまむしなどが休んでいることも多いので噛まれれば命の危険もあります。8月は特に子をお腹に抱えているメスのまむしは気性が荒いので充分注意が必要です。まむしは卵胎生で、お腹の中でふ化して子まむしのままで産みます、まむしは、お尻にある総排泄腔と呼ばれる部分から産まれる卵で孵化ではなくまむしそのままの小さいままの姿で生まれてきます。充分気をつけて休息位置も選んでください。特徴は明るい迷彩色柄がまむしです父は時々山菜取りに出かけたりすると、平気でまむしを捕まえてきては、まむし焼酎を作り知人に配っている、父は下戸で飲めないくせに一升瓶の中の酎に浸っているまむしでさえ怖いのにそれを私に飲んでみろ父が言うが遠慮させてもらった。どうしても、理科の教室にあった教材用のホルマリン漬を想像してしまう。とにかくまむしに嚙まれないよう長ズボン、できれば軍手などで身体を守ることを忘れずに早朝早めから登山を始めて標高が高くなれば涼しくなりますからそれまではガマンです。水分補給や塩飴でも舐めて小まめに水分をとって登りましょう。虫除けスプレー絆創膏なども持っていきましょう。登山中は色々な状況が起こりますから複数の方達と登ったほうが安全です。そう言っておきながら私は夏山は山小屋など人が多く混む場所が苦手なのと鼾の大合唱で寝不足になってしまうので、(耳栓は必ず持つて行った方が良い。)まだ登る人の少ない6月初旬頃に一人で登るようにしています。登山の話にもどります、6月初旬頃は熊も餌探で活発に動き回っていますので熊除け用鈴や携帯ラジオなどを鳴らしながらのほうが効果があるようです。熊撃退スプレーは必ずお持ちください。これもまたぎの人達も齢化により猟友会の会員が少なくなったのと暫くコロナ化による登山者が少なくなり、熊が増えている原因なのかも知れない。ぶなの実・どんぐりの実が凶作の年(特に2023年)は熊の餌不足で里山まで降りてきますので紅葉シーズンに山に登る登山者は気を緩めず熊に充分注意してください。11月~12月は冬眠向けてもメス熊もどんぐりなどを秋に一杯食べ体に脂肪を溜めて冬眠し春まで子熊を生み、子孫を残すために必死なんです。
もし登山中に熊と鉢合わせしたら熊撃退スプレーを使用してください。鼻先に向けてスプレーしてください。からし成分が入っているので風上側から噴射してください。風下ですと自分にかかってしまいますから、それでも向ってきたら地面にうつ伏せ状態にな顔とお腹を守り、首には、リュックなどがあれば、頭や首にのせて身を守る体制をとってください。人間の首にはたくさん大事な血管や神経が通っているのでカタオルかリユックで首を保護し、致命傷を避けてください。決して熊から目を離さず背中を見せて走って逃げないないことが大事です熊との5m位の距離がある場合は熊に最初は小さな声をかけて徐々に声を大きめにしていき立ち去るのを待つてください。熊が去るまで待ちます。この時期は、親子の熊が餌探しで活発に動きまわってますので充分注意しましょう。熊除け鈴は必ず身に付けて鳴らしながら行動しください。もし途中で小熊を見かけたらすぐにその場から離れましょう、近くに必ず親熊がいるはずです。特に親熊は子熊を守るためにこの時期は凶暴ですからすぐにその場からすみやかに離れましょう。人が木の上に逃げるのは熊も木登りが上手なのでとても危険です。熊がすぐ近くにいると強烈な匂いの獣臭がします。幸いにも私は縦走中に熊の獣臭を嗅ぐ事は一度もなかったが木に残した熊の爪の研ぎ跡はぶなの木にたくさん残ってました。もう間もなくで急勾配もそろそろ終わり稜線の登山道も徐々に緩やかにな扇ノ地紙までもうひと踏ん張りで、まもなく門内小屋です。
登山記録はあくまで参考です。必ず登山地図をお買い求めになり、ご自分で無理のない登山計画を立てて自己責任で楽しい登山をなさってください。
※ お礼 ※ 6月初旬豊連の飯豊単独縦走は全体の縦走コースが分かるように書きました。6月初旬豊連の飯豊単独縦走の総閲覧数約5000名の方が見てくださり、私自身が大変に驚いております。飯豊連峰に興味を持ってくださりありがとうございます。ぜひ、一生に一度は絶滅危惧種Ⅱ類に分類されている下記写真のイイデリンドウの貴重な花をご覧になつてください。(開花時期は7~8月頃です。)
※ 2025年は気候変動による暖冬でクマの冬眠期間が短くなり、活動期間が長期化しています。 同時に、ブナやミズナラなど山の木の実も不作で、クマが餌を求めて森林地帯をうろついている頻度が増えているそうです。熊除け鈴熊撃退スプレーや携帯用ラジオなど鳴らしながら登山された方がよさそうです。
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