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『木魚のある所で経を読む』
ある日、良寛は、村内のある家から読経を頼まれて出かけて行った。 いつもは仏壇の前に置かれている木魚が、その日は何故か離れたところにあつた。 主人は急いで仏壇に戻そうとしたが、良寛はまったく気にもせずに木魚を叩きなが ら読経を始めていた。主人は仕方なく、その日は、そのままにし...

橋元雄二
2023年3月14日読了時間: 1分
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『「当たり前」こそ疑う』
普通の人が当たり前だと思いこみ真剣に考えとしないことを、改めて「なぜか?」と真剣に考えようとしない先入観だと思います。「なるほど、そうか」と新たな発見が得られる事を あるかも知れません。実は私達の当たり前のこととして、深く考えずに見過ごしてしまっている中に、実は、たくさんの...

橋元雄二
2023年3月12日読了時間: 1分
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「子ども心はおとな心を豊かにする。」
国民的な詩人として親しまれた北原白秋は、「子ども心を失わずに持つていなければ、動物や自然が見せてくれる面白さ、楽しさは何一つわからない」と言うことを述べています。子ども心の純真、無心、なんでも面白がる好奇心などだと思います。自然の美しい景色に接しても何も感じられなくなり、そ...

橋元雄二
2023年3月9日読了時間: 1分
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『老いの身に杖を忘れて』
この話は、良寛がずっと年を取ってからの話である。ある日、良寛は、三島郡竹の森の 星彦左衛門の家を訪ねた。夕食の後、良寛と彦右衛門は一緒に隣の家へ風呂をもらいに 行った。そして風呂から帰ってくると、良寛は上り口にあった杖を取って、すぐに帰っ...

橋元雄二
2023年3月7日読了時間: 1分
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「葬式代に三十両」
良寛が60歳過ぎた当たりからは体力も若い頃のような脚力もなくなり、遠くへ出かける時には旅行用荷物入れの携帯行李を持ち歩き、その中に小判で三十両をいつも、忍ばせていたそうである。旅先で客死した時の為に、葬式費用や墓石代費用をを備えていたそうである。その逸話の中で「ある庄屋の主...

橋元雄二
2023年3月5日読了時間: 1分
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「上州屋の看板」
今の新潟県の県長岡市に上州屋というお酢や醤油を扱う老舗があった。良寛もよく托鉢に行っていた。ある日、上州屋の主人は一計を案じた。粗悪な看板を店先に貼り、良寛がやつて来るのを待っていた。主人は、例のごとく現れた良寛に、「看板の文字の良し悪しは、売り上げに左右します。どうか良寛...

橋元雄二
2023年3月2日読了時間: 1分
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「鉢の子の歌」
僧侶が托鉢の際に持ち歩いた鉢 良寛は、人から書を頼まれても、なかなか書かなかった人であった。しかし、興が乗れば縦横無尽に書き残した。ある時七日市の豪農山田家を訪ね、どうした機嫌か、すぐに筆と墨を借り、女中部屋のすすけた障子に「鉢の子」歌を一首を書いた。そして滴るばかりの墨痕...

橋元雄二
2023年3月1日読了時間: 1分
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「散る桜 残る桜も 散る桜」
この歌は良寛の辞世の句とも言われています。今の世の中は色々悩み事が多くあります。仕事、家庭、対人関係、子育て、自分の将来、健康やお金のこと等、幸せな事より悩み事の方が多く重たくのし掛かっている毎日です。しかし、物事にはすべて結果があることは言うまでもありません。無常にも時間...

橋元雄二
2023年2月27日読了時間: 1分
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「雨の降る日は哀れなり良寛坊」
良寛の妹、むら子が嫁いだ寺泊の外山家に托鉢に行った時のこと。同家の主人も良寛の書を 欲しがっていたが、まだ果たせずにいた。ちょうど雨が降っていたので、「よそへ托鉢も出来まい、今日こそは念願の書を」と考え、座敷に通して、いろいろともてなした。...

橋元雄二
2023年2月26日読了時間: 1分
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『ご馳走されても字は書かぬ』
「人が良寛さん、良寛さんと言うのに、実家(弟の由之)にもないのは惜しいから、何か書いてもらいたい。ついては、家でご馳走するので、貞心尼(良寛の弟子)さんも一緒に来て、良寛に書いてくれるよう勧めてくれ」と頼み、良寛と貞心尼の二人を招待した。ご馳走が終わると、主人の由之)毛氈を...

橋元雄二
2023年2月23日読了時間: 1分
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「気兼ねしない方法」
ある人が「私は、とかく人に気兼ねして困ります。気兼ねしない方法はありませんかと尋ねた。すると「人がつんとしていたら、自分もつんとしてればいい」と言われた尋ねた人は、最初はその意味が分からなかったが、後になって自然と人と楽に付き合えるようになったという。...

橋元雄二
2023年2月16日読了時間: 1分
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『仕事に専念せよ』
正貞という医師がいた「私はお金儲けしたいのですがどうすればよいですか」と聞かれた。そこで返答が返ってきた「医業に専念して、人の金など気にかけるな」と良寛に言われた.そうだ。この話を聞いて各地で問題になっている闇バイトで集まった若者たちである。押し込み強盗などで人の道を外れた...

橋元雄二
2023年1月27日読了時間: 1分
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『雄国沼湿原』
福島県、北塩原村にあり、50万年前に、猫魔岳の噴火で出来たカルデラ湖です。1957年 に国の天然記念物に指定されており、数多くの湿原植物が観察でき、知る人が少ない隠 れた湿原でミニ尾瀬とも呼ばれている湿原です。6月~7月上旬にはニッコウキスゲが咲き...

橋元雄二
2023年1月15日読了時間: 1分
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『休みは努力の一部分』
現代の私たちが働くのも,「重いたきぎを背負って急坂を登りくだりする」ことと同じで はないでしょうか。一生懸命頑張ることは大切ですが、休みなしでは体がもたず、ダウン してしまいます。実際は働き過ぎが原因で病気になる人が少なくないようです。ひどい場...

橋元雄二
2023年1月10日読了時間: 1分
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『技巧は必ずしも心を伝えない』
お客様一般の人が仕事をする時にも、まず大切なのは「心をこめる」ことではないでしょ うか。人真似や、人を驚かせようとするだけでは、いい仕事は出来ません。心をこめてこ そお客さんに感動を与えることができるのです。良寛 ※ 記事・写真の無断引用はできません。Copyright (C)

橋元雄二
2023年1月8日読了時間: 1分
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『日頃の人づきあいが人生を作る』
ある会社の上司は、いばり散らすのが好きで、部下たちをこき使っていました。部下達が働きやすいように気を配ることなど全くせず、自分が良ければ、それでいいとといつた振る舞いばかりが目立ちました。この上司が地方に転勤することになりました。送別会が行われましたが、出席した部下はごくわ...

橋元雄二
2023年1月5日読了時間: 1分
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『大地百花』
大地百花とは禅語の中の言葉で大地には色々な花が咲いていてそれぞれが美しいが人々にもいえるという意味です。人にはそれぞれの個性があり障がい者も、健常者でもそれを比べるよりも一人一人の個性を大事にし、より暖かい目で見られる社会であってほしい。...

橋元雄二
2023年1月3日読了時間: 1分
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『席順にこだわらない』
ある家に客があった。そこへ良寛がたまたま訪ねて来た。そこで家人が「寛様も、 一緒に食事をご相伴下さい」と言うと、和尚はそのまま座敷へ通り、一番上座の正客の席に付いた.これには、家人も困ってしまったという。逸話が残っている。これは良寛の信念で人間には上も下もない。平等である、...

橋元雄二
2022年12月19日読了時間: 1分
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『良寛の親友・解良叔問の家での騒動』
智海という狂僧がいた。うぬぼれが高じて気が変になり、「衆生を救うために俺が新しい 一宗を開いてやる」などと、たいそうなことを言っていた。自分をいにしえの高僧に なぞらえ、今の僧達を赤子のように見下し、人々から尊敬されている良寛の事を妬んで...

橋元雄二
2022年12月10日読了時間: 1分
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『良寛と貞心尼の最後のやりとり』
1,832年(天保二年)正月6日にいよいよ良寛の臨終の時が近くなった夕方に、弟子で恋人でもあった貞心尼が、良寛に歌の上の句を渡すと良寛はむくっと床の上に起き上がり死を迎えようとしていた。「くるに似てかへるに似たりおきつ波」現代語訳「今あなたに、向こうの方から死がやってくるよ...

橋元雄二
2022年11月21日読了時間: 2分
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