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『才覚は時に人生をすり減らす』
良寛は名主の実家の長男でしたが親との仲たがいで禅僧になり実家を出ました実家を継いだのは次男の由之(ゆうし)四男の宥澄(ゆうちょう)でした。しかし、由之は自分の才覚にうぬぼれるところがあり、神経をすり減らしながら欲を深追いし、人と余計な争いを起こすことがしばしばありました。一...

橋元雄二
2022年2月26日読了時間: 1分


『迷いと悟りは寄り添って成り立つ』
このようなことがよくあるのではないでしょうか。好意を寄せている異性のちょっとし た言葉に、「相手も私を好きなのだ」と確信し、「つきあつてほしいと明日は言おう」 と思います。しかし、翌日には、相手のちょっとした言葉に自信を失い「本当は私のこ...

橋元雄二
2022年2月25日読了時間: 1分


『逆らわないのが不運の対処法』
ある人が良寛に「出家して、仏に使えながら生きて行く気持ちはどうですか」と尋ねたとき「もし雨が降るなら降ればいい。風が吹くなら吹けばいい。そのような気持ちで私は生きているのです。」と良寛は答えたと言う。まさに冒頭の言葉のように運命に逆らわずどのような運命にも従っていく覚悟です...

橋元雄二
2022年2月24日読了時間: 1分


『出来ないことは言わない』
言うことは立派でも、さっぱり行動が伴わない人がいます。たとえば、「人間は努力が大切だ。努力しないと偉い人間にはならない」と言いながら、怠けがちな人です。たとえば「困っている人がいたら助けるのが正しい生き方だ」と言いながら、実際に困った人が近くにいても援助の手を差し伸べない人...

橋元雄二
2022年2月22日読了時間: 1分


『分けへだての心を捨てよう』
例えば「Aさんは自分と性格が合うから仲良くしたい。だけどBさんとは性格が合わないから、あまり話しかけしないようにしよう」人は誰であれ、このような気持ちを心の中に持っているのかも知れません。分けてへだてすることは人間の自然な感情だとも言えるでしょう。しかし、良寛は、たとえ自然...

橋元雄二
2022年2月14日読了時間: 1分


『和気あいあい』
良寛は、農民達と仲良く和気あいあいと過ごす時間が好きでした。どちらが上でどちらか下かといった身分には一切こだわらず、どのような相手でも対等に付き合っていました。そんな良寛が嫌ったのは役人の世界だったようです。武士の世界は厳格な身分社会でした。当然のことながら、目上の人にはこ...

橋元雄二
2022年2月7日読了時間: 1分


『まず師に従えば自分が生きる』
師をスポーツ選手の監督・コーチとして例えてみましょう。 自分の考えと監督・コーチの考えが異なった場合には、自分の考えを捨て、監督・コーチの考えを取り入れるのが大事です。最初にスポーツについて監督・コーチは「これが基本練習ですからこの練習を習得しなさいと』と言うのに対して選手...

橋元雄二
2022年2月5日読了時間: 1分


『見捨てたくなる人こそ見捨てない』
良寛は救ってあげなければならない人として「醜い人,罪人、病人、孤独な人、仲間外れにされている人」と述べている。ブッダも良寛も分け隔てのない、大きな愛情をもっていました。現代人も学ぶべき点が多いと思います。現代この役目をして果たしている域生活定着支援センターのスタッフのご尽力...

橋元雄二
2022年2月2日読了時間: 1分


『人のけしきを見ずしてものをいう』
人のけしきを見るとは、人を、景色を眺めるときのように、全体的に、客観的に広い目で観察しなさい・・・・・ということ。視点を広げ、短所は見ざる、言わざる、聞かざるある程度全体が見え始めた頃に短所の注意をすると素直に吸収してくれるものです。

橋元雄二
2022年1月25日読了時間: 1分


『良寛流「人づきあい」三つのコツ』
相手を不愉快にするのは口の中でモゴモゴものを言うことです。 相手を耐えられない気持ちにするのは、果てしないおしゃべりです。 相手を困らせるのは、あけすけなお世辞です。

橋元雄二
2022年1月20日読了時間: 1分


「今という時間を大切に生きる」
人は「私は強運の持ち主だ」とおごってしまうと。明日の運ばかり夢見て、今の状況を軽く見てしまうものです。手痛い結果を招くでしょう。「しょせんダメだ」と諦めてしまったら、今の努力がムダに感じてしまい、落ち込んだまま立ち直れなくなってしまうでしょう。この状況だからこそ、今の時間を...

橋元雄二
2022年1月18日読了時間: 1分


「不快に思ったら相手にしない」
仏教を解説した鎌倉時代の物語「 山椒太夫 」( 厨子王と安寿 の物語)は、こんなことを教えています。自分に嫌な事をしてきた相手を怨み、怒り、仕返しをしようとすることは、燃 える火の中にたきぎを放り込むようなものだ。怨み、怒りはさらに激しく燃え上がり、自...

橋元雄二
2022年1月15日読了時間: 2分


賭け囲碁に負けた良寛
秋晴れのある日、出雲崎(良寛の生地)へ托鉢に出た良寛さんは、関川萬助の家にやってきた。 萬助は和歌を好み、良寛さんとは特に親しかったのでよく良寛の得がたい書をほしいと言う人か ら萬助に頼む人が多かった。 良寛さんが立ち寄ったとき、萬助は屋敷の隅にある柿の木に登...

橋元雄二
2022年1月15日読了時間: 3分


『夫婦喧嘩に一句を残して帰った良寛』
ある日、良寛は、寺泊のある家の夫婦に招かれ、日暮れ時に尋ねたそうである。すると夫婦喧嘩の真っ最中で尋常な騒ぎではなかった。そこで良寛は、何も言わず、こそこそと一人で寝てしまった。しかし、翌朝になると何事もなかったように機嫌も直り、夫婦二人顔を見合わせながら良寛をもてなした。...

橋元雄二
2022年1月15日読了時間: 1分


『なりたい姿』を想う
自分が、本当になりたい人とはどんな自分であろうか。心の底から、自分が、本当に 「なりたい自分」の姿。他人や、世間の価値観にしばられて、そこから抜け出せない でいると、前に進めず後悔だけが残る。その世間の価値観の殻を打ち破った人だけが...

橋元雄二
2022年1月14日読了時間: 1分


『子ども心はおとな心を豊かにする。』
国民的な詩人として親しまれた北原白秋は、「こども心を失わずに持っていなければ、動物や自然が見せてくれる面白さ、楽しさは何一つわからない」ということ述べています。良寛も、一生子ども心を失わなかった人でした。良寛は「小鳥が遊ぶ様子を見て、私も楽しくなる」と述べているのです。子ど...

橋元雄二
2022年1月7日読了時間: 1分


『怒らない』
怒りは他人に害を与えるばかりで、決して、他人を善導しない。良寛

橋元雄二
2022年1月6日読了時間: 1分


「覓(もと)むる時すべからく知るべし君の委せざることを」
意味は「子供たち一人一人が、でっかい自然のいのちの中で、自分の素質と個性を持つて生まれた尊い善良なる一個人であることを、よく知ることが大切だ。」いい子に育てるより、明るく楽しい子供に育てるのが、自然のかたちだ。

橋元雄二
2021年12月22日読了時間: 1分


『赤南蛮』
良寛の書は越後でも大変有名となり、たくさんの人がその良寛の徳がたい書を欲しがった。ある人が、良寛に紙を贈り、「なんでもいいので好きなものを書いて下さい」と頼んだところ、数十枚の紙に、「赤唐辛子」の絵を書いて「これはわしの一番の好物だ」と言ったという。なんとも,とんちの聞いた...

橋元雄二
2021年12月20日読了時間: 1分


『金に囲まれるより、友に囲まれよう』
みんなの為の汗は書かず、自分の利益のためにだけに先を争って走り回る人が、なんと多いことでしょう。この言葉は江戸の後期には自分の事しか考えない人が多くなったと良寛が嘆いています。このような状況は現代の社会でも変わらないのではないでしょうか。現代も利己的な人がたくさんいます。そ...

橋元雄二
2021年12月18日読了時間: 1分
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