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「虎になろうと願っても猫にもなれず」
会社に入社して「自分はいつか出世して偉くなろうと思うは、当然の事だと思います。しかし組織の中で自分は仕事が出来る人間だと他人から認められたいと思うのも事実です。しかし、「背伸びして、自分を強く見せようとしたり、偉く見せたいと自分を買いかぶったりしてもしょうがないのです。人は...

橋元雄二
2020年10月22日読了時間: 1分


「大地は欲張らない」
組織の中で神経をすり減らして生きるよりも、広い大地のもとで、気持のいい汗を流して伸び伸び暮らすほうがずーっと幸せだ、畑仕事には、出世競争がありません。人間関係もなく、こまかい数字や専門用語も不要です空気は美味しく、身体を動かす仕事ですからので健康にもいいでしょう。とはいって...

橋元雄二
2020年10月19日読了時間: 1分


「贅沢と幸せの違いに気づく」
仏教に(少欲知足)という言葉があります。「欲望を少なくして、今あるものに満足する」という意味です。「もっとお金がほしい。もっと贅沢品を手に入れたい」など欲望にとらわれるのは危ない、と言う考え方です。「もっと」「もっと」と望むと、それが満たされなければ不満になり、満たさなけれ...

橋元雄二
2020年10月14日読了時間: 1分


「人は触発されながら伸びていく」
勉強やスポーツでがんばっている人の姿をみて、「あんなばからしいこと、よくできるなあ。私ならできないね」などと他人事のように考えてしまってはダメです。そいう人は、永遠に進歩できない人ではないでしょうか?と良寛は述べている。そういう前に他の人より「私の努力は足りているのだろうか...

橋元雄二
2020年10月11日読了時間: 1分


「もったいないのは心のむだづかい」
日本語の「もったいない」という言葉は世界中にひろがりました。ノーベル平和賞を受賞した環境保護活動の故ワンガリ・マータイさんが提唱し、物をすぐに捨てるのではなく、大切に使おう」という意識を「もったいない運動」を世界中で展開しているのです。このもったいないの語源は仏教の「勿体」...

橋元雄二
2020年10月8日読了時間: 1分


ショパンの名曲「別れの曲」
ピアニストでもあったショパンでしたが手が小さかったため、「音が小さい」と批判を受けることもありました。そこでショパンは美しい響きをもった情感あふれる旋律を大切にしたと言われています。様々な形式・美しい旋律・半音階的和声法などによってピアノの表現様式を拡大し、ピアノ音楽の新し...

橋元雄二
2020年10月5日読了時間: 2分


良寛と維肇尼幼名(おきし)その純愛の行方
思い起こせば幼い頃からお互い知り合いで与板の豪商大坂屋・三輪家六代目の 三輪九郎右衛門長高の長女である。(三輪家は回船業で財を築いた大金持ちで、 この地方の長者番付では常に上位であった。名前は、(おきし)という。良寛より7歳年下である。...

橋元雄二
2020年10月3日読了時間: 2分


「日本でベースボールを「野球」と和訳したのは正岡子規と思われている人が多いが実は中馬庚(ちゅうまん かなえ)」という人である。
1873年(明治6年)に日本に初めて野球を紹介したのは、開成学園(東京大学の前身)のアメリカ人教師、ホレエス・ウイルソンだそうです。 ただし、この頃の野球は、投手はすべて下手投げ、ストライクは打者が決めるという今とまったく違う形で行われていました。今のソフトボールに近かっ...

橋元雄二
2020年9月26日読了時間: 3分


「正岡子規の群馬・埼玉の旅」
子規は亡くなる11年前の明治24年西暦1,891年に正岡子が帝国大学・国文科に転科した頃に 熊谷や川越の地を訪れている正岡子規が明治24年にこの小江戸、川越に旅行し宿泊した際に詠んだ歌が刻まれている。「砧うつ隣に寒き旅寝かな」と刻まれている。その後明治26年西暦1,893年...

橋元雄二
2020年9月22日読了時間: 1分


「稲が吼える」
良寛の住んでる地方の言葉では稲が豊かに実ることを(ぼなる)と言うが、誰かが「ぼなるとは吼えること言う吼なるということだろう」と言った。それを聞いた良寛、稲が吼える声を聞こうと、一晩中、田圃をさまよっておられたという。良寛は、百姓の田圃の手伝いをしたことがなかったので(ぼなる...

橋元雄二
2020年9月22日読了時間: 1分


「コロナ感染の症状を惑わされる熱中症の次はインフルエンザ?」
WHOは新型コロナウイルスに関する新たなガイドラインを取りまとめました。そのガイドラインによると、シルバーウイークの連休はどこの観光地も人で溢れていた、この反動が感染者数の増加に繋がらないことを祈るばかりである新型コロナウイルスは「主に屋内で、混雑し換気が不十分な場所で新型...

橋元雄二
2020年9月19日読了時間: 1分


「正岡子規の絶筆三句」
子規の「絶筆三句」と呼ばれる。 明治35年(西暦1,902年)9月18日午前11時頃、妹の律と河東碧梧桐の手を借りて、まずまん中に「糸瓜咲て痰のつまりし佛かな」と大書。 その左に「痰一斗糸瓜の水も間にあはず」と書いて、最後の力を振り絞り右端に寝かせるように「をととひのへちま...

橋元雄二
2020年9月19日読了時間: 2分


「良寛の親友有願の逸話」
良寛の書く絵は素人の筆とは思えない。伝わるところでは燕宿(現、燕市)に庵を構えていた有願という僧に習ったという。有願は狩野派の絵を学び、相当にいい絵を描いていたという。有願もなかなか変わった人で、こんな逸話がある。有願は燕宿の万能寺に在していた。その庭に老木の桜がある。ある...

橋元雄二
2020年9月18日読了時間: 1分


「お経を止められた良寛」
ある時良寛は日蓮宗を信仰している家に、一夜の宿を借りた。良寛が朝起きて、仏壇の前で経を読んでいると、家の者が良寛の袖を引き,「止めてください」と言ったと言う。良寛は一宿の布施に答えるために朝のお勤めをした。良寛が微笑みながらこの話をしたことを見ればわかると思う。良寛は日蓮宗...

橋元雄二
2020年9月17日読了時間: 1分


「自分さえ良ければという考えを捨てよう。」
受いれる それは 両方の手のひらを開いた姿勢だ 共に生きよう、と言う共存のジェスチャーだ 受いれない それは 両手の拳を握り固めた姿勢だ 他者を閉め出し 入って着たら戦う構えだ これは加島祥造著:「受いれる」という本の一節です。...

橋元雄二
2020年9月12日読了時間: 1分


「余芸の詩歌をせがまれる」
(現在の出雲崎の夕景)昔は北前船も寄港していた良寛の名主の橘屋の実家もここにあった。) 良寛は言っている.人々は「私の僧の修行時代のうんちくを求めているのではなく」余芸の詩や歌の書の筆跡を求めるのはなぜか、と。床の間の掛け軸か、茶室の掛け物に用いられる需要があったからである...

橋元雄二
2020年9月6日読了時間: 2分


「上善は水のごとし」
8月28日健康上の理由により安倍首相が突然辞職された。健康の大切さを改めて感じた。そうなると次の首相は誰かという話題になるだろう。上に書いた言葉は不争の徳を説いた老子の言った水は万物の生長を立派に助けて、しかも競い合う事がなく、多くの人がさげすむ低い場所にとどまっている。水...

橋元雄二
2020年8月29日読了時間: 1分


「stand alone 」
サラ・ブライトマンが歌うこの曲を皆さんは一度は耳にしたことがあると思う。司馬遼太郎の長編小説でNHKスペシャルドラマで前に放送された「坂の上の雲」「まことに小さな国が、開化期を迎えようとしている。・・・・・・・・・・・・・・・ 」 ...

橋元雄二
2020年8月28日読了時間: 1分


「無自覚な差別意識に人は気づかないと知る」
前にもFB上でも書いてるのだが、ある新聞で「何を考えてるんですか?」東京から帰省なさった子供さんの家の玄関に「さっさと帰ってください!」など、帰省をとがめる内容の手紙が投げ込まれていたという記事を見た。コロナの感染を心配してそのような行為に及んだのだろうが、自分だけ良ければ...

橋元雄二
2020年8月22日読了時間: 2分


「戦争ほど惨めなものはない」
また終戦記念日がくる。この言葉は私の父が言った言葉である。父は戦時中にゼロ戦の整備士の助手をしていた。当初ゼロ戦の戦闘能力は世界にも認められ程の性能を誇った戦闘機であった。回ってる大事なプロペラの間から機関銃が敵機の命中率の高い中央部分にありプロペラを損傷させることなく弾を...

橋元雄二
2020年8月14日読了時間: 3分
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