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いじめ問題にも通じる「什の掟 (じゅうのおきて)」の教え
昔、会津藩には同じ町に住む六歳から九歳までの藩士の子供たちは、十人前後で集まりをつくっていました。この集まりのことを会津藩では「什 (じゅう)」と呼び、そのうちの年長者が一人什長(座長)となりました。 毎日順番に、什の仲間のいずれかの家に集まり、什長が次のような「お話」を一...

橋元雄二
2020年3月4日読了時間: 5分


「おなごは大きな声で話せ」
良寛は女性や娘子などによくこのような教訓を与えた「女はことさら大きな声で話しをするようにしなければならない。小さな声で言う女の話にはろくなことはない」良寛はこう言いたかったのだと思う、小さな声で話してる時は女性達は、おおよそ群れて人の陰口や悪口を小声でひそひそ話していること...

橋元雄二
2020年2月27日読了時間: 1分


「休みは努力の一部分」
現代の私達が働くのも,「重いたきぎを背負って急坂を登り下りする」ことと同じではないでしょうか。 一生懸命がんばる事は大切ですが、休みなしでは体がもたず、ダウンしてしまいます。実際働きすぎが原因で病気になる人は少なくないようです。ひどい場合は、働きすぎて命を落す過労死にまで追...

橋元雄二
2020年2月27日読了時間: 1分


「恋しきものはさざえのふた」
与板町の花井というところに、与三冶という仏像彫りがいて、良寛にいくらかの貸し金があった。与三冶は、金は少しも惜しいとは思わなかったが、その貸し金を口実に、どうにかして良寛の書を得たいものだと考えていた。しかし、なかなかその機会がなかった。そんな折、寺泊村付近の海岸の一本道で...

橋元雄二
2020年2月25日読了時間: 1分


マスク不足
甥の勤務する医大の附属病院では医療用マスクの不足状況が続いているそうだ。原因はコロナウイルス問題によりマスクの供給が追いつかない状況だそうである。以前はこまめに医療用マスクを取り替えることができたが今ではマスク不足で制限されて診療に支障のない範囲で使用しているそうだ。甥の担...

橋元雄二
2020年2月21日読了時間: 1分


「人には春風のような愛情を持って、抱き締めるような言葉をかけてあげましょう。」
仏教に「愛語」と言う言葉があります。「いつくしみと愛情のこもった言葉」と言う意味です。良寛も「人間同士も、お互いに相手を思いやり、心を温める言葉をかけることで励まし合って生きていくのがいい」と言う教えのこもった言葉です良寛は冒頭の言葉で、「愛語」の意味を説いていると思います...

橋元雄二
2020年2月18日読了時間: 1分


「新池や蛙飛び込む音はなし」
寛永21年(1694年)に没した芭蕉に、遅れること64年後の宝暦8年(1758年)に生まれた良寛。この句は、一人住まいをしていた国上山(くがみやま)の五合庵に、小さな池を作った時の作だそうである。 当時既に全国にその名前が知れ渡っていた有名な芭蕉の有名な代表句「古池や蛙飛...

橋元雄二
2020年2月9日読了時間: 1分


不器用で口下手の人のほうが、ゆとりある人生を送れている。
じつは、この話は良寛の二人の弟について語られたものと言われております。 良寛は出雲崎の名主の長男として生まれたが弟が二人いた、次男の由之と四男の宥澄という名でした。良寛は出家しために名主を次男の由之が継ぐことになった。由之は世渡りの才覚があり、将来は...

橋元雄二
2020年2月6日読了時間: 1分


天上大風の凧
良寛が燕{現新潟県燕市)の宿場を托鉢された時のことである。一枚の紙を持っ た子供が、良寛の傍に来て、「良寛様、お願いだから、これに字を書いて送れ」と 頼んだ。そこで和尚が、「何につかうのだ」と訪ねるとその子供は「凧を作って遊ぶ...

橋元雄二
2020年1月31日読了時間: 1分


津久井やまゆり園殺傷事件に思う
戦争は不治の病人を抹殺する絶好の機会である」とアドルフ・ヒトラーは、提言した。多くのドイツ人は「支配者民族」の概念に及ばない人々のことを思い起こしたくなかったのです。身体障害者や精神障害者は社会には「無用」であり、アーリア人の遺伝的な純粋性を脅かすため、生きる価値なしと見な...

橋元雄二
2020年1月25日読了時間: 2分


無理強いの書
良寛にはむら子という妹がいた、妹は寺泊の外山家に嫁いだ。托鉢で良寛が外山家に寄った時で主人も良寛の書を欲しがっていたが、まだ果たせずにいた。ちょうど雨が降っていたので、「もうよそへ托鉢も出来まい、今日念願の書を」と考え、座敷へ通して色々もてなした。その後筆と硯,そして白扇一...

橋元雄二
2020年1月22日読了時間: 1分


「自分に自信がないから、相手を倒そうと懸命になるんだ」
会社の中で、意見を言うと、猛獣のように言葉や態度で相手を黙らせようとする上司や同僚が必ずいる。「おれの意見は正しい」「おれの考え方は絶対だ」と勘違いしている人が会社の中に少なからずいる。それはこうである自分に自信がないから、自分がやられる前に相手を倒そうと懸命になる、と勘違...

橋元雄二
2020年1月15日読了時間: 1分


「人それぞれ違う魔境が見える」
一週間の座禅会に出た方の話である。Mさんは役所に勤めているまじめな方であり、座禅をしていた 呼吸に集中して、静かで安らかな座禅をしていると隣のMさんが「出てきた、出てきた。」とささやくように言う。いったい何が出てくるのか?休みの時廊下に坐っていたMさんに尋ねた。「いったい何...

橋元雄二
2020年1月13日読了時間: 2分


「あしびきのやま田のかがし 汝さへも穂ひろふ鳥を守るてふものを」
秋の田んぼに、ぼろをまとって突っ立てるいるだけの案山子でも、稲穂をついばむ鳥の害を 防ぐという働きをしているのに、この自分はなんもなすこともないと、生産に従事していない 自分を責めて悲しんでいる。良寛の言葉である。農夫ばかりでなく、あらゆる労働者に良寛は...

橋元雄二
2020年1月12日読了時間: 1分


放蕩息子に涙の意見
良寛の生家の橘屋山本家は良寛が出家したので弟の由之が家督を継いでいた。その由之には馬之助という総領息子がいたが放蕩をして困っていた。ある日馬之助の母から「息子に意見してくれ」と頼まれ橘屋に出かけて行った。良寛は三日も宿泊したが、別に何も言わなかった。そして五合庵に帰る日、玄...

橋元雄二
2020年1月7日読了時間: 1分


鉢の子の歌
良寛は人からご馳走されて、書を頼まれても、なかなか書く人ではなかった。しかし、興が乗れば縦横無尽に揮毫した。ある時、七日市の豪農山田家を訪ね,どうした機嫌か、すぐに筆と墨を借り、女中部屋の煤けた障子に「鉢の子の歌」一首を書いた。そして、その滴るばかりの墨痕を眺め,会心の笑み...

橋元雄二
2020年1月4日読了時間: 1分


夫婦喧嘩に一聯
ある日良寛は寺泊のある家に招かれ、日暮れ時に訪ねた。すると夫婦は喧嘩の最中で、尋常な騒ぎではなかった。そこで良寛は、何も言わず、こそこそと一人で部屋で寝てしまった。しかし、翌朝になると夫婦は何事もなかったかのように、機嫌も直り、夫婦二人顔を見合わせながら、笑顔で良寛をもてな...

橋元雄二
2019年12月27日読了時間: 1分


クリスマスソング
私は会社では営業職だったためにに12月は、毎日といっていいほど忘年会の連続だった記憶がある 街ではたくさんのクリスマスソングを聞く事が多かった、クリスマスソングと言えば山下達郎のクリスマス・イブという曲が主流だったが何故か私は「稲垣潤一の「メリークリスマスが言えない」という...

橋元雄二
2019年12月21日読了時間: 1分


「反応するな、まず理解せよ」草薙龍瞬著の「反応しない練習より」
なぜ、ヤクザの男は涙をみせたのか 都内某公園で、ホームレスの人達への炊き出しを手伝って居た時の話です。ある朝、ボランテイアスタッフの人たちが、顔を強張羅せて走ってきました。「暴れている男がいます!」急いで会場のほうに向かいました。二百人はいるホームレスたちが遠巻きに見ている...

橋元雄二
2019年11月30日読了時間: 3分


この時期に鈴虫の音色
もう11月26日である夕暮れに近くの散歩道を歩いているとかすかに聞こえる鈴虫の音色、最初はこの時期にもう鈴虫はいないと思っていたのでちょっとびっくりした。私の耳の聞き違えではないかともう一度耳を澄ましてみる。間違いなく鈴虫の音色だったが音色は元気なくかすれているような音色だ...

橋元雄二
2019年11月27日読了時間: 1分
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